音楽アニメ映画『SING/シング』のレビュー・感想・おすすめな人

音楽アニメ映画『SING/シング』のレビュー・感想・おすすめな人

この記事では、アニメ映画『SING/シング』を鑑賞した感想を書いています。

ネタバレを含んでいるので、「具体的な内容はまだ知りたくない」という場合は、あらすじまで読んで戻るボタンを。

『SING/シング』を観た個人ブログの映画レビューを読んでみたい場合は、先に進んで読んでみてくださいね。

 

アニメ映画『SING/シング』の基本情報

作品名『SING/シング』
原題Sing
映画監督ガース・ジェニングス
脚本ガース・ジェニングス
音楽ジョビー・タルボット
主題歌「フェイス(Faith)」(スティーヴィー・ワンダー、アリアナ・グランデ)
配給東宝東和
製作国アメリカ
タイプ洋画
上映時間108分
公開日(日本)2017/3/17

 

アニメ映画『SING/シング』の登場人物・キャスト

登場人物キャスト日本語吹替
バスター・ムーンマシュー・マコノヒー内村光良
ロジータリース・ウィザースプーン坂本真綾
マイクセス・マクファーレン山寺宏一
アッシュスカーレット・ヨハンソン長澤まさみ
エディジョン・C・ライリー宮野真守
ジョニータロン・エガートン大橋卓弥
ミーナトリー・ケリーMISIA
ナナ・ヌードルマンジェニファー・ソーンダース(詞)、ジェニファー・ハドソン(歌)大地真央
ミス・クローリーガース・ジェニングス田中真弓
ビッグ・ダディピーター・セラフィノウィッツ石塚運昇
グンターニック・クロール斎藤司
ランスベック・ベネット谷山紀章
ミーナの祖父ジェイ・ファロー手塚秀彰
ノーマンニック・オファーマン奈良徹
ミーナの母レスリー・ジョーンズくじら
ジュディスリー・パールマン鷄冠井美智子
ミーナの祖母ラレイン・ニューマン巴菁子
スタンアダム・バックストン最上嗣生
ボス熊ジム・カミングス三宅健太
ベティタラ・ストロング水樹奈々
ナンシータラ・ストロング
リッキー-木村昴
ハウィー-村瀬歩
カイ-柿原徹也
ウサギ3人組-重本ことり、佐倉綾音、辻美優
ダニエルウェス・アンダーソン河口恭吾
リチャードMC☆ニガリa.k.a赤い稲妻
ワニ-Rude-α
レイ-宮野真守
カメたち-竹本健一
クモたち-MARU
ジョーイ-金魚わかな
給仕長-中博史
雄牛の支店長-最上嗣生
バブーン-矢部雅史
怒るチンパンジー-岩崎諒太
ハリー藤原貴弘
エディのママ-長谷川暖
近所の女ヒヒ-丸山ナオミ
ピート-村上裕哉
不機嫌なドライバー-大隈健太
猫青年-畠中祐
ボブビル・ファーマー-

 

アニメ映画『SING/シング』のあらすじ

アニメ映画『SING/シング』は、夢と希望を追い求める個性豊かな動物たちの姿を描いた心温まる物語です。

舞台は、人間の世界に似た動物たちが暮らす街。

 

主人公は、コアラのバスター・ムーン。

彼は、自らが経営するムーン劇場の危機を救うため、かつてない大規模な歌のオーディションを開催します。

60曲以上のヒットソングや名曲が映画を彩り、参加者たちは人生を変えるチャンスを求めて集まります。

 

オーディションに選ばれたのは、心優しいハツカネズミのマイク、ステージに立つことに恐怖を感じるゾウの少女ミーナ、疲れ果てた母親ブタのロジータ、犯罪一家から脱出を夢見る若いゴリラのジョニー、そして自分自身を見つめ直すパンクロッカーのヤマアラシ、アッシュ。

彼らはそれぞれの夢や葛藤を胸に、オーディションへと臨みます。

 

しかし、バスターが直面する問題は山積み。

賞金の誤表記、経営の窮状、そして参加者たちの個々の問題。

すべてが複雑に絡み合いながら、彼らは自分たちの限界を超えて成長していきます。

この映画は、音楽とユーモアに満ち、愛と勇気を伝える感動の物語です。

劇場の運命や彼らの夢はどうなるのか…。

 

アニメ映画『SING/シング』の予告編動画

 

アニメ映画『SING/シング』の感想

アニメ映画『SING/シング』は、まるで音楽のマジックボックスを開いたかのような感動と楽しさが詰まったアニメーション映画です。

この作品の魅力は、単に動物たちが歌うだけの物語に留まらず、彼らが抱えるリアルな悩みや挑戦を通じて、人生の喜びと挫折を繊細に描いている点にあります。

 

映画は、落ち込んだ気持ちを晴らすかのような明るい笑いと、心に響く感動のバランスが絶妙です。

劇場を救うため奮闘するコアラのバスター・ムーンや、それぞれの夢や葛藤を抱える参加者たちの物語は、見る者に勇気と希望を与えます。

特に、スーパーで自由に踊る母親ブタのロジータや、父との絆を取り戻すゴリラのジョニーのエピソードは、親子の愛や家族の絆の大切さを改めて感じさせられます。

 

この映画の核となるのは、やはり音楽です。

ビートルズからテイラー・スウィフトまで、幅広い世代に馴染み深い楽曲が劇中で用いられ、歌を通じてキャラクターたちが自己表現し、成長していく様子は圧巻の一言。

特に、ゴリラのジョニーが父との複雑な関係を歌に託すシーンや、内気なゾウのミーナが自信を持って歌声を披露するクライマックスは、音楽の力と魅力を存分に感じさせてくれます。

 

また、映画の終盤で見せる、コアラのバスターがどん底から這い上がろうとする姿勢や、カーウォッシュシーンでの友情の描写は、困難に直面しても諦めない心の強さを教えてくれます。

このシーンでは、オペラの名曲「誰も寝てはならぬ」が流れる中、バスターとエディが一致団結して困難に立ち向かう姿が、感動的に映し出されます。

 

『SING/シング』は、子供から大人まで幅広く楽しめる作品でありながら、夢への挑戦、家族の絆、友情といった普遍的なテーマが心に響きます。

キャラクターたちの成長と変化に共感し、彼らの歌声に励まされること間違いなし。

この映画はただのアニメーションではなく、私たち一人一人の心に「歌っていいな、生きるの頑張ろう」というメッセージを残してくれる、真のエンターテイメント作品です。

 

アニメ映画『SING/シング』はこんな人におすすめ

アニメ映画『SING/シング』は、その色彩豊かなアニメーションと心を動かす物語で、多くの観客を魅了します。

特に、音楽を愛し、日常の中で小さな喜びを見つけたいと願う方々には強くおすすめです。

映画に登場するキャラクターたちが抱えるさまざまな悩みや挑戦は、私たち自身の日々の経験にも通じるものがあります。

 

また、家族や友人との関係に価値を見出し、それらの絆を大切にしている方々にとっても、『SING/シング』は特別な体験を提供するでしょう。

親子や友情の深い絆が描かれるシーンは、共感を呼び、心温まる感動をもたらします。

 

この映画は、夢を追い求めるすべての人々、特に挑戦に直面している人々にエールを送ります。

困難な状況にあっても、前を向き続ける力と勇気を持つことの大切さを、映画は鮮やかに描いています。

また、洋楽ファンにとっても、ビートルズから現代のポップミュージックまで幅広い楽曲が使用されており、音楽の豊かさを存分に楽しむことができます。

 

子供から大人まで、幅広い世代に愛されるこの作品は、家族や友人との親しい時間を共有するのに最適です。

映画を通じて、楽しみながら大切なメッセージを共有することができるでしょう。

『SING/シング』は、音楽の力を信じ、日々の生活に彩りを加えたいすべての人に、ぜひおすすめしたいアニメ映画です。

 

【まとめ】音楽が好きならアニメ映画『SING/シング』を観るのがおすすめ

音楽の魅力と生きる喜びを存分に味わいたい方に、アニメ映画『SING/シング』の鑑賞は心からおすすめします。

この映画は、単なるアニメーションの枠を超えて、音楽を通じて私たちの心に深く響くメッセージを届けてくれます。

 

『SING/シング』では、ビートルズから現代のポップソングに至るまで、様々な時代のヒット曲が効果的に使用されています。

これらの楽曲は、映画の中で各キャラクターの内面を表現し、彼らの成長や夢への挑戦を描き出しています。

音楽が好きな人なら、お気に入りの曲が流れる度に、映画の世界にさらに引き込まれることでしょう。

 

このアニメ映画は、夢に向かって努力するすべての人にエールを送ります。

主人公たちの挑戦や成長、そして彼らが直面する困難や葛藤は、私たち自身の人生の喜びや挑戦に通じるものがあります。

また、家族や友人との絆を大切にしている人にとっても、『SING/シング』は感動的な体験を提供します。

親子や友情の深い絆が描かれるシーンは、共感を呼び、心温まる感動をもたらします。

 

子供から大人まで楽しめるこの作品は、家族や友人との親しい時間を共有するのにも最適です。

アニメ映画を通じて、楽しみながら大切なメッセージを共有することができるでしょう。

日本語吹き替えの声優も上手いので、字幕版も吹替え版もどちらも楽しめる作品になっています。

 

まとめると、『SING/シング』は、音楽の力を信じ、日々の生活に彩りを加えたいすべての人にとって、まさに必見のアニメ映画です。

この映画は、ただ楽しむだけでなく、私たちに夢を追いかける勇気と希望を与えてくれるでしょう。

音楽が好きなら、ぜひ『SING/シング』を観ることをおすすめします。

Published by